ラセンイが茶色になる原因は何?育て方と株分けのやり方は?

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ラセンイ
くるくると巻いた葉っぱが特徴的な「ラセンイ」
別名は「ユンカス スパイラル」

名前もクルクル葉っぱも特徴的な植物を、お店で一目ぼれして購入した方も多いのでは?

家に持ち帰って育ててみるとなんだか不調になってきた…

このまま枯れてしまうの?

心配になってきた方は、参考にしてみてくださいね。

目次

ラセンイが茶色になる原因

一番の原因は、水切れによる乾燥です。

湿地(水を張った田んぼのような環境)でよく育つ植物なので、乾燥は非常に苦手です。

鉢植えの場合、水受け皿に水をためておき、常に土が湿っている状態にしておくのがベストです。

また、水を張った睡蓮鉢などに沈めておくのもおすすめ。
メダカや他の水生植物と一緒に入れて、ビオトープを楽しむのもいいですよね。

睡蓮鉢などに沈めるときに気をつけてほしいのが、水位です。

ラセンイは「水辺の植物」であって「水の中の植物」ではないです。

ですので、水位は鉢土すれすれかそれ以下になるように、ラセンイの鉢の高さを調整してください。

土が乾かなければよいので、浅くても問題はありません。

もし、夏場に茶色く枯れてくるようでしたら、自然現象なので大丈夫です。

秋~春に育つ水辺の植物なので、初夏に花が咲いたあと、夏には茎が茶色く枯れてきます。
秋になると、新芽を出してきますので心配いりませんよ。

ラセンイの育て方

ラセンイは、畳表にするい草の園芸品種なので、乾燥が大の苦手です。

水が好きだからといっても、あまり深く水の中に入れないでくださいね。

鉢底が、水に浸かる位の方が良く育ちます。

水に沈める時は水面が鉢の土すれすれか鉢の半分位のほうが良いです。

上にも書きましたが、秋~春に育つ水辺の植物なので、初夏に花が咲いたあと、夏には茎が茶色く枯れて、秋に新たな茎を地下の根茎から伸ばして成長します。

日当たりの良い場所でよく育ちますが、半日陰の場所でも問題なく育ちます。

耐寒温度は0℃前後で、暑さにも強いです。

肥料は与えなくても育ちますが、少し与えると葉の色ツヤが良くなりますよ。

肥料を与える時期は主に生育期の秋~春ですが、真冬は避けてくださいね。

ゆっくりと効く固形の肥料なら2ヶ月に1回、液体肥料なら薄めのものを1ヶ月に1、2回程度がいいです。

植え付ける土は、粘度のある重たい土が適しています。

鉢植えにする場合は、市販のケト土や田土がベストですが、赤玉土でも大丈夫です。

植え替えのタイミングは、茎が枯れる頃~新しい茎が出てくるまでの間、8月~9月頃が適期です。

株が大きくなった場合は、同時に株分けでふやすことができますよ。

ラセンイの株分けのやり方

鉢から出して、縦に半分や四等分にしたりお好みで。

下半分の根を切って、新しい土に植えつけて出来上がり(^^)

植え替えの時期である、8月~9月に行ってくださいね。

株分けしたものは、お友達などにおすそわけするといいかもしれませんね。

くるくるとした葉っぱの観葉植物なので、珍しがってくれると思いますよ。

さいごに

くるくる葉っぱが特徴の「ラセンイ」
見ているだけで楽しいですよね。

繁殖力も旺盛なので、水切れさえ注意していれば、ドンドン育っていってくれるのも嬉しいところ。

ぜひ、気軽に育ててみてくださいね。

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