ふとしたときに、子どもの口臭が気になったことはありませんか?
「えっ!?子どもなのに口臭がするなんて…」
とショックを受けたことが私にはあります。
その原因と対策方法、改善することはできるのかを調べてみました。
子供の口臭がひどい!原因は?
子供の口臭の原因は、2つあって
☆生理的口臭
☆病的口臭
に大きくわけられます。
では、どのような違いがあるのでしょうか?
生理的口臭
生理的口臭を簡単に説明すると
食べ物や飲み物が原因で、臭いがする口臭の事です。
にんにくや、ネギなどを食べた時は、大人でも自分でわかるほどの口臭がする事がありますよね。
大人の場合は、食べ物以外でもタバコやアルコールの臭いなども含まれてしまいますが…
生理的口臭のときは、気にしなくても2日位で治まってきます^^
にんにくや、ネギなどの食べ物の臭いが気になる時は、梅干やレモンを食べると、口臭を薄める効果がありますので試してみてください。
あとは、しっかりと歯磨きをしてくださいね。
子供が自分で歯磨きをしていると、磨き残しが多いですので、仕上げのチェックをしてあげてください。
舌に残っている汚れも口臭の原因になる事が多いので、舌もキレイに洗いましょう!
舌を洗う時は歯ブラシでゴシゴシ洗うのではなく、優しく洗ってくださいね。
病的口臭
病的口臭には
☆口腔内の病気
☆胃腸の病気
☆鼻の病気
の3つが代表的な口臭の原因になります。
まず、口腔内の病気ですが、虫歯・歯周病・口内炎などです。
大人なら、歯周病が口臭の原因になっていることが多いのですが、
子供の場合は、ほとんどないと思います。
が…
最近では子供も歯周病になっていることが多いと聞きますので、注意はしてあげてください。
虫歯がある場合は、それが原因で口臭がする事があるので、歯医者さんで治療を受けてください。
その際に、口臭のことも歯医者さんに相談するといいですね^^
そして、胃腸の病気の場合は、口臭が出るまでに重度の自覚症状がでるはずです。
胃腸の病気で口臭がするのも、子供の場合は稀なケースになります。
虫歯が一本もなく、お腹の痛みの訴えもない子供の口臭の原因ですが、
鼻にある場合が最も多いそうです。
鼻づまりなど鼻の病気は、口呼吸の原因となるため、口臭の原因となってしまうのです。
風邪で鼻水が大量に出たり鼻がつまったりしていると、昼夜問わず口呼吸になりがちです。
口の中が乾燥するとばい菌が繁殖しやすくなります。
唾液には殺菌作用や口の中の汚れを洗い流す働きなどがあり、口の中で細菌が繁殖するのを防ぐ働きがあります。
そのため、口の中に細菌が増えて、口臭の原因になってしまうのです。
子供の口臭がひどいときの対策方法は?
口臭がひどいときの対策ですが、お口を清潔に保つことが大事になります。
ダラダラ食べをやめさせる
口臭を予防するためには、お口の中をできる限り清潔に保たなければなりません。
おやつなどをダラダラと口にする習慣はなくして、食事やおやつは決まった時間に食べるように決めてください。
歯みがき習慣をつける
歯みがきをしないと、口の中には食べかすや死んだ細菌、はがれた粘膜などでできた歯垢が溜まっていきます。
この歯垢が分解されるときに、ひどい悪臭が発生するのです。
歯垢を溜めないためには、食事をしたらすぐに歯みがきをするのが理想です。
子供が自分ですると、どうしても磨き残しがあるので、夜寝る前だけでも丁寧に仕上げ磨きをしてあげましょう。
口呼吸を直す
口呼吸をしていると、乾燥した空気が口の中に入り込んで、唾液の量が減ってしまいます。
口を開けないように、常に鼻で呼吸することを覚えさせましょう。
ただし、鼻がつまっているなど、なにか原因があって口呼吸になっている可能性も考えられます。
まずは耳鼻科を受診して問題がないかを調べてもらってください。
水分をたっぷりと摂取
十分な量の唾液を分泌するためには、こまめな水分補給が欠かせません。
1日に1.2リットル~1.5リットルほどの水分を摂取できるといいですね。
特に、寝起きは口の中が乾燥しています。
朝起きたら、歯みがきか、うがいをしてから、水をたっぷりと飲ませてあげるといいですよ。
子供の口臭を改善することはできる?
口臭を改善するには、原因となるお口のトラブルを取り除くことが大事です。
口臭は大人でも子供でも、非常にデリケートな問題です。
子どもの心を傷つけないように、十分に配慮してあげなければなりません。
いつもの歯磨きで予防してくれるものもあります。
【alito ~アリート~】▼▼
ピーチフレーバーなのでお子さんも嫌がらずに歯磨きしてくれるでしょう。
さいごに
口臭が原因で、お友達との関係に問題が起きてしまうと悲しいですよね。
そのあとの人生にも大きく影響するかもしれません。
過剰に気にする必要はないと思いますが、親としてできることはしてあげたいですね。