プレゼントでいただいたり贈ったりすることが多いお花、ユリ。
パッと見た感じ、「カサブランカ」と「ユリ」って違うの? 同じじゃないの? と思う方も多いはず。
そんな疑問にお答えします。
カサブランカとユリの違いと特徴は?
カサブランカは、沢山あるユリの品種の中の一つで品種名のことです。
ですので、カサブランカもユリなんです!
「へぇ~、同じなんだぁ…
じゃぁ、違いっていったい何??」
ってなりますよね~ (^^;)
実は…
ユリにも色々種類があって
カサブランカは、『オリエンタル』と言うユリの種類に属しています。
オリエンタルは香りがあり、比較的大輪という特徴があります。
カサブランカの特徴は、純白で大輪、香りが強いのが基本です。
また、花びらの内側ににツンツンと小さな突起があるので、それでも見分けがつきやすいです。
わかりやすいようにそれぞれの画像を用意しましたので見比べてみて下さい♪
▼▼ カサブランカ ▼▼
▼▼ ユリ ▼▼
どうですか?
花びらの内側にあるツンツンした突起のアリ、ナシの違いはわかりましたか?
このように、花びらをよく見ると違うんですよ^^
花のつきかたも違います。
カサブランカは、茎に対して下、あるいは垂直方向というか横向きで四方に蕾がついています。
大抵のユリは、茎に対して平行方向で上を向いています。
(カサブランカそっくりなのに、やや上向きに咲くのはクリスタルブランカです。)
カサブランカは、咲くにつれて花びらが大きく反ってくるのも特徴です。
色付きのカサブランカも出回っていますが、色付きのカサブランカは、別の品種になります。
(これらの大輪で香りのある近い品種のユリ達をまとめて、オリエンタル・ハイブリッドリリーと呼びます)
▼▼ 色付きカサブランカ ▼▼
カサブランカの名前の由来
Casablancaというのは北アフリカの都市の名前ですが、語源はスペイン語で「白い家」という意味です。
アメリカのホワイトハウスもスペイン語でCasa Blanca(カサ・ブランカ)といいます。日本語で白亜館と訳されたりもします。
ユリの中でも白さが目立つからでしょうね。
カサブランカとユリの花言葉
見た目や特徴で、ユリとカサブランカの違いがわかったところで
花言葉の違いもみていきましょう。
『 カサブランカ 』 の花言葉
☆ 威厳
☆ 純潔
☆ 高貴
『 ユリ 』 の花言葉
☆ 純粋
☆ 無垢
☆ 威厳
なんだか近寄りがたい花言葉ですが、特別な感じがしていいですね♪
さいごに
どうでしたか?
パッと見ただけではわからない
『 カサブランカ 』 と 『 ユリ 』
今度、お花屋さんにいく機会があれば、じっくりと観察してみると楽しいかもしれませんね ^^