祇園祭 前祭と後祭の違いとは?2025年どっちに行くべきか徹底比較!

祇園祭りといえば山鉾巡行。でも…「前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)って何が違うの?」と迷ってしまう人も多いんじゃないでしょうか?

どっちも見どころたっぷりで魅力的だけど、雰囲気や人の多さ、山鉾の種類まで、それぞれちがう個性があるんです。

この記事では、はじめての方にもわかりやすく、前祭・後祭の違いや選び方を解説します!
どちらに行こうか迷っている方は、この記事を読めばすっきり決められるはずですよ。

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目次

祇園祭りの前祭・後祭とは?もともとはひとつだった?

祇園祭りには「前祭(さきまつり)」と「後祭(あとまつり)」という2つの山鉾巡行があるんですが、これって昔から分かれていたわけではないんです。

実は、もともとはひとつの巡行イベントとして行われていたんですよ。それが「山鉾巡行」と呼ばれ、数十基の山鉾が一堂に会して一気に巡行するという、まさに圧巻の光景でした。

でも、年々観光客が増えて、交通や安全面の問題が出てきたこともあり、2014年から「前祭」と「後祭」に分けて実施されるようになったんです。これにより混雑も緩和され、巡行を見る側としても余裕を持って楽しめるようになりました。

ちなみに、山鉾を保存・運営している町内の方たちにとっても、この分散方式はちょっと助かるんだとか。確かに、何十基も一度に動かすのは大変ですよね。


山鉾の数・種類の違い|見るならどっち?

では、前祭と後祭って、どう違うの?と聞かれたときにまず挙げたいのが、山鉾の数と種類の違いです。

▼ 前祭(7月17日巡行)

  • 約23基の山鉾が登場
  • 長刀鉾をはじめ、豪華で大きな鉾が多い
  • 観光客も非常に多く、盛り上がりMAX

▼ 後祭(7月24日巡行)

  • 約11基の山鉾が登場
  • 比較的コンパクトで風情のある山が多い
  • 落ち着いた雰囲気で“通好み”

長刀鉾や月鉾といった“花形”は前祭に集中しているので、「祇園祭りっぽい雰囲気を感じたい!」という人には前祭が合っているかもしれません。

一方で、後祭には、前祭にはない「大船鉾(おおふねほこ)」などレアな鉾も登場するんです。静かにじっくり巡行を楽しみたい派には、後祭がおすすめです。


宵山の雰囲気・混雑比較|にぎやか派?静か派?

宵山の雰囲気にも大きな違いがあります。
ここでどちらに行くかを決める人も多いんですよ。

▼ 前祭の宵山(7月14〜16日)

  • 四条通・新町通が人でいっぱい
  • 屋台が多く、夜はお祭りムード全開
  • 浴衣姿の人が多く、SNS映えも狙いやすい

▼ 後祭の宵山(7月21〜23日)

  • 屋台が出ない(公式には出店を控えている)
  • 人も比較的少なく、ゆったりした雰囲気
  • 静かな中に響く祇園囃子が風流

にぎやかなのが好きなら前祭、
しっとり落ち着いた“京都らしい夏”を感じたいなら後祭。
そんな風に選ぶのが良いかもしれませんね。


写真・撮影スポットが多いのはどっち?

「せっかく行くならいい写真を撮りたい!」という方、増えてますよね。
実際、祇園祭りの撮影はフォトグラファーにも大人気。
では、前祭と後祭で写真映えするのはどっちなんでしょうか?

答えは…どっちもそれぞれ良さがある!なんです。

前祭はやっぱり華やかさが魅力。長刀鉾や辻回しの瞬間なんかは、スピード感も迫力もあって、シャッターが止まりません。

一方の後祭は、山鉾と町家の静かなコントラストが絵になるんです。特に夜の宵山で、提灯がほんのり灯った鉾を撮ると、それはもう“和の情緒”そのもの。

写真好きなら、両方行くのもアリです。それぞれ違った表情の祇園祭りが撮れますからね。


あなたにぴったりなのはどっち?タイプ別おすすめガイド

最後に、どっちに行こうか悩んでる人向けに、タイプ別のおすすめ早見表をつくってみました!

スクロールできます
あなたのタイプおすすめ
初めて祇園祭りに行く前祭:にぎやかで“祇園感”満載!
写真や動画を撮りたい両方◎(前祭=迫力、後祭=情緒)
混雑が苦手後祭:人が少なく歩きやすい
子ども連れ前祭(早めの時間帯) or 後祭でのんびり
京都らしい静けさを楽しみたい断然後祭!しっとり大人の夏祭り感

どちらか迷ったら、自分の“目的”や“好みの雰囲気”で選ぶのがいちばん。
もしくは、どっちも行っちゃうという選択もアリですよ。祇園祭りは1か月間ありますから!

どちらに行くか決めたら、それぞれの「楽しみ方」もチェックしておくと安心ですよ。


まとめ

「前祭か後祭か」って、選ぶの迷いますよね。でも、どちらも“祇園祭りらしさ”にあふれたすばらしいイベントです。

にぎやかな雰囲気を味わいたいなら前祭、落ち着いた風情を楽しみたいなら後祭。
そのときの気分や一緒に行く人に合わせて、気軽に選んでみてくださいね。

どっちも行ってみると、意外と違う発見があって面白いかも…!

宵山の楽しみ方もチェックする

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